浴衣を着物風に着るメリット
1.着用シーンが広がります
浴衣は和装の中でも最もカジュアルな装いです。着用シーンも夏祭りや花火大会などの、ラフなお出かけに限られます。 ですが、着物風に着付けることでお食事会や美術館など少しあらたまったシーンでも着て行くことができます。
2.盛夏以外のシーズンも着ることができます
浴衣だと7月・8月が着用のシーズンになりますが、最近はその前後の単衣の時季でも盛夏並みの気温になることが増えてきています。単衣の時季に浴衣を着るのは時季外れになってしまいますが、着物風に着れば暑さ対策を兼ねつつ単衣感覚で着用することができます。

浴衣を着物風に着付ける4つのポイント
浴衣を着物風に着付けるポイントをご紹介します。

point1.襦袢を着る
着物の下に「夏用長襦袢・半襦袢」を着るだけで品の良さがプラスされ、一気に着物らしさを演出できます。浴衣は、通常は素肌(下着着用)の上に着用しますが 浴衣の下に「夏用長襦袢・半襦袢」を着用すると、浴衣は「夏きもの」として「着物風」に着こなすことができるます。衿があると、浴衣はぐっと上品に大人の女性らしさがでます。「襦袢」には「半襦袢」といって、ガーゼの肌着に「半衿」が付いているものあります。袖が筒袖になっているので、長襦袢と浴衣の袖の長さを気にすることなく着られます。また、レースインナーなどでも、おしゃれに「着物風」を楽しめます。
point2.着物らしい色柄のものを選ぶ
基本的にどの浴衣も着物風に着付けることはできます。ですが、「花火」「紫陽花」など、夏を感じさせる色柄のものだと単衣の時季には不釣り合いに見えることがあるため、オンシーズン以外に着る場合は季節感を考えた浴衣選びがポイントです。浴衣の生地は、ポリエステルなどを選んで、綿絽の生地は避けましょう。金魚柄ような夏の代表する柄や、綿素材のものは、着物風にはなりません。ポリエステル素材の浴衣をお選びください。
point3.着物にも合わせられる帯を選ぶ
帯選びも着物らしく着こなすための重要なポイントとなります。半巾帯やへこ帯を合わせる場合、着物にも合わせられるようなしっかりとした生地のものを選ぶのがポイントです。
point4.足袋を履く
浴衣は素足に下駄を合わせることが多いですが、着物は原則足袋を履かなければなりません。色柄ものをあわせて足元にアクセントとしたり、レース素材のものを選んで夏らしさを。履物は草履でも下駄でもOKです。
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