結婚式や祝賀会などでは、祝福の気持ちはもちろん、
主催者を敬い、思いやる心を表現することが大切です。
装いもそれらの表現の一部。
自分が楽しむだけではなく、その場にふさわしい装いを第一に心がけましょう。
場所や時間によるドレス選び
デザイン/色/柄によるドレス選び
コーディネートや小物選び
場所や時間によるドレス選び
リゾートウエディングでの装い
友人の南国リゾートでの結婚式に招待されました。
どんな服装で出席したらよいでしょうか？- リゾートでの挙式でしたら、あまり格式ばった装いよりも場所の雰囲気に合わせて少しカジュアル感のあるスタイルでも大丈夫でしょう。
シフォンやシルク、シャンタンなどのワンピースやノースリーブの膝丈ドレスにレースのボレロやショールなどを羽織るので十分だと思います。
暖かいリゾート地の挙式ですから、もしかしたらボレロやショールも必要ないかもしれませんが、用意しておいたほうが安心です。
周りを見て必要なさそうなら、羽織らなくても良いと思います。
教会の結婚式
友人が教会で結婚式をすることになり招待されました。 披露宴はなくお式だけのようです。
教会でのお式にはじめて出席するのですが、ドレスを着たら派手ですか？- 教会ですと厳かな雰囲気の中でお式がおこなわれることが予想されますので、フォーマルかつ露出を控えるというポイントを考慮すると良いでしょう。
ドレスにジャケットかボレロなどを羽織ってみてはいかがですか？
ドレスと同系色か、シルバー、ベージュ、クリーム、ゴールドなどオールマイティに使えて上品な色がおすすめです。
ホテル内のチャペル挙式
- 昼のホテルのチャペル挙式には、ジャケットを羽織らないとダメでしょうか。
ドレスとストールのセットなら持っています。 - 今回はホテルのチャペル。教会ではありませんので、そこまで堅苦しく考えなくても大丈夫。
時間帯が昼ですから、何か羽織らなければいけませんが、お持ちのストールで問題ないでしょう。
神前式に洋装はダメ？
- 初めて神社での神前式に呼ばれましたが洋装はダメですか。
また、披露宴も座敷だそうです。何を着ていったら良いかわかりません。 - 神前式だから着物でなくては、ということはありませんし特別な決まりもありません。
お手持ちのワンピース、スーツ、ドレス、フォーマルウェアであれば何でも構いません。
お座敷では正座をする可能性がありますので、スカート丈はやや長めのものを選んだほうがよいでしょう。
夜の披露宴の露出について
- 夜の披露宴に出席します。
ノースリーブの赤いロングドレスを予定していますが、本当に羽織り物は必要ないのでしょうか。 - 夜のフォーマルスタイルは、ビスチェタイプなど肩や胸元のあいた服がより正式です。
ですから、ノースリーブドレスはもちろんOK。ただし、温度調節のためにストールなどは一枚持っていくと安心ですよ。
デザイン・色・柄によるドレス選び
昼間のロングドレスは派手？
- 専門式場での友人の披露宴に招待されました。
昼間ですが、ブルーのロングのキャミソールドレスは派手すぎますか？ - 昼間のロングドレスがいけないということはありません。
ただ、肩が出たり背中が大きく開いたデザインは夜のパーティー向きですので、ドレスの上に落ち着いた色のジャケットやボレロを羽織りましょう。
親族は黒？
- 姪の結婚式で午前に神前で挙式、昼に披露宴に出席します。
親族は、黒いドレスやスーツでなければいけないのでしょうか？ - 親族が黒の衣装でなければならない決まりはありません。ブルーやゴールド、ワインなどお好きな色をお召しください。
ポイントは、光沢のあるサテンやシャンタン、柔らかなシフォンというように、フォーマル素材を選ぶことです。
洋装であれば、上下同素材のほうがよりフォーマル度は増しますが、ジャケットとスカート、ブラウスとスカートを自由に組み合わせて大丈夫です。
白い服は絶対にダメ？
- お呼ばれに白いワンピースやジャケットは絶対ダメですか？
白地にブルーの花柄のワンピースを持っています。 - お持ちのブルーの花柄のワンピースでもOKです。花嫁と見間違えるような全身白のドレススタイルは避けるべきですが、
「白が少しでも入ったらだめ」「白っぽい色もだめ」ということはありません。
白いアイテムには、色のあるアイテムを組み合わせ、バッグや靴、ストールなどで色を挿せば、華やかなゲストの装いになるかと思います。
黒ドレスのコーディネート
- 黒のドレスを着たいと思います。
アクセサリーはまだ揃えていませんが、そもそも黒いドレスは地味すぎでしょうか。 - 黒のドレスはゲストの装いとしても人気ですが、全身黒のコーディネートは喪の装いのように見えてしまうことがあります。
お召しになるなら羽織ものやアクセサリー、バッグなど、小物で華やかさをプラスすることが大事。
アクセサリーは輝きやボリュームのあるもの、バッグはビーズ刺繍やラメ感のあるパーティー向きのデザインを選んで、
慶事にふさわしい華やかなコーディネートを心がけてください。
また、ドレスの素材も光沢のあるものやラメの入ったものなどがよりお祝いの席に適しています。
ドレスの色や素材について
- 初の結婚式へのお呼ばれで何もわかりません。
ゲストドレスの色や素材に決まりはありますか？ - 決まりは特にありませんがせっかくの華やかな場ですから、ゲストは華を添えるという意味で、地味な黒よりもピンクや赤、
ブルーなどカラフルなドレスがおすすめです。
素材は、シフォンやサテン、シャンタン、レースなどが上品で高級感もあり、パーティー向きです。綿などのカジュアル素材は避けましょう。
靴とバッグは、色や素材を揃えると、全身のバランスが良くなりフォーマル度がアップします。
プリント柄のドレス
- スカート部分が花柄のノースリーブドレスを持っています。
素材はサテンで光沢がありますが、柄の入ったドレスは結婚式に向いてないのでしょうか。 - 柄の入ったドレスが結婚式に向かないということは全くありません。
男性がモーニングや燕尾服を着なくてはならないような、大変格式のある披露宴やパーティーの場合はプリントはあまり使われないようですが、
一般的な結婚式や披露宴であればプリントや織柄などを華やかに着こなしていただいて問題ありません。
ポイントは素材選び。ラメ糸の刺繍柄や、光沢のあるサテンプリントなど、パーティーらしいものをセレクトしましょう。
小物の色を統一すると、より上品で清楚なスタイルになります。
コーディネートや小物選び
コーディネートがわかりません
- 友人の結婚式に出席する予定ですが、
ドレスとバッグ、靴、アクセサリーのコーディネートがわかりません。 - スッキリ美しく見えるコツは、何といっても色使い。基本は身につける色を３色以内にまとめることです。
バッグと靴はお揃いがベストですが、全体が統一されていれば、異なるものでも問題ありません。
たとえば、ワンピースが水色であったら、バッグと靴をオフホワイトにして、アクセサリーはシルバーにするなど。
アイテムをひとつずつ検討するのではなく、全体の色をまとめることで、エレガントな装いになります。
昼間のアクセサリーづかい
- クリスタルパーツのシンプルな一連ネックレスを持っています。
光物のアクセサリーは、昼の結婚式にしていってはいけませんか？ パールにするべきでしょうか。 - 昼のアクセサリーはパール、珊瑚、琥珀、めのう、ガーネットなど、光の強くないものがふさわしいといわれますが、
ごく一般的な結婚式であれば、よほどゴージャスな強い光りを放つアクセサリーでなければ大丈夫です。
クリスタルの一連ネックレスは問題ないと思います。
サンダルはダメ？
- ラインストーンつきのサンダルを持っています。
披露宴で履いてもよいですか？ - フォーマルシーンでは、つま先とかかとが隠れるパンプス、またはバックストラップのパンプスが安心です。
サンダルでも、足を覆う部分が多く、パーティー向きのエレガントなデザインであれば大丈夫でしょう。カジュアルなサンダルは避けてください。
サンダルの場合でも、素足は基本的にNG。必ずストッキングをはいてください。
柄タイツや網タイツ
- 結婚披露パーティーに、柄タイツや編みタイツは避けたほうがいいですか？
ピンクのドレスに、シルバーの編みタイツを履きたいのですが。 - ナチュラルな無地のストッキングがゲストの装いとしては最適ですが、網目の細かい上品なものであればOKでしょう。
柄タイツならベージュ系など上品なものを選べば問題ありません。
ビビッドなカラーのものや、セクシーすぎる大きな網目の黒いタイツ、サイケデリックな絵柄などは避けましょう。